選書派閥⁉
プリントアウト時の便利さをとるか
かぶらない演目をとるか
ま ほかにもいろいろあるけどね
朗読愛好家の多くは
青空文庫から選書をなさっているかと存知ます
たいへんにありがたいサイトでございますね
🔳青空文庫
ネット上の誰でも無料で閲覧できる著作権フリー作品を集めた図書館です
常識的な条件はあるにせよ
基本的に自由に利用できる著作物でございますね
美しく(読みやすく)プリントアウトも出来ますので
そのまま 朗読テキストとして活用できます
ここが大きな魅力です
ので 朗読演目選書には欠かせないサイトなのでございますね
ネット環境さえ整っておりましたら
パソコンからでもスマホからでも
いつでもどこでも
しかも無料で(通信費は別)
本を読めるワケでございますから
朗読うんぬんに関わらず
多くの読書人が活用なさっています
縦読み・横読みいずれも可能ですよ
🔳国立国会図書館デジタルコレクションとの違いは
○著作権フリー作品の一部が閲覧可能
のですが
著作権フリー作品が網羅されている
と言うことではありません
ここが国立国会図書館デジタルコレクションと
大きく違うところです
青空文庫は ボランティアの方々が運営なさっています
ボランティアの方々が
一作ずつ文字を起こしてようやっと青空文庫に掲載されるわけですね
たいへんな作業かと存知ますが…
青空文庫で閲覧できるのは
著作権フリー作品の一部ということになりますね
つまり
国立国会図書館デジタルコレクションでは
より広い範囲から選書が可能であると言うことです
○見え方(読みやすさ)及びプリントアウトの状態
・青空文庫
きっちりと文字を起こして作成されています
のでプリントアウトいたしましても非常に美しい
つまり読みやすいのでございますね
そのままテキストとして使用できるのは印刷時の美しさにあります
・国立国会図書館デジタルコレクション
書籍そのもの(見開き2頁)を画像として閲覧できます
プリントアウトもいくつかの調整はできますが
本のページそのものを印刷するわけですね
そうしますと
とても古い書籍であったりいたしますので時々
!頁が汚れていましたり(元持ち主の落書きがある時も)
!字が潰れて判読できない(旧字など画数が多すぎる!ので)
!頁がしっかりと開かれていない場合がある(本の中央の数行が見えない)
などなど いくつかの不都合が出て参りまして
時々ですよ時々
テキストとして扱いづらいのでございますね
なのでこちらから朗読選書なさる方は少数派でしょう
が これが最大のメリットでもある!
理由は?
他の演者と演目がかぶらない
と言うことです
ま アンチ的発想です
ただ
さーかす書房朗読講座では
どちらも活用できるよう
選書ノウハウの一環として学習していただいています
読めるだけでは朗読は成立しません
選書能力=お客様目線があるか
ってことでございますよ
ここ ほとんどの方
抜け落ちております
朗読は
読む本を探し当てる能力があってこそ!
でございますね
もう少し詳しくおしゃべり致したいのですが
また別の機会に
最後までお読みいただき 誠にありがとうございます!
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