さーかす書房 拍手のための朗読再考

リアル朗読会を成功に導く戦略

演歌歌手スターさんに学べ!

それ 朗読法違反です!:中空見つめて目をウルウル

3秒以上は罰金であーる!

 

🔳拍手のためのノウハウ

当ブログを

ご清覧いただき

誠にありがとうございます!

 

当ブログの話題は

朗読会

それも

リアルに目の前にお客様がいらっしゃる形式

お客さまの人数にかかわりなく

つまり

ライブ形式で

どんな工夫をすれば

より多くの拍手をいただけるか?

それはつまり

いかにすれば

お客様により楽しんでいただけるか

と言う工夫でもございますね

について

コツコツ

うだうだ

つべこべ

書いております

 

ま これは

私の今までの実践・経験にもとづくおしゃべりでございまして

全くの机上の空論と言うのではございません

  ま その但し書き 記載しとこか念のため

なのでございますが

実は

「大きな拍手」

「たくさんの拍手」

のために絶対的必要なもの

それは

発声・滑舌・アクセント

さらには

表現

さらには さーかすがつべこべ申すところの

作品読解

とかなんとかより

もっともっと手前の部分にあるのでございますねぇ

🔳必要なのは「拍手GOサイン」

拍手は素晴らしい舞台であったからこそ送られるのである!

と言うのが

皆さま一般的な認識でございましょう

もちろん もちろん

もちろんでございますとも!

なんですが

もうひとつ

もっと原初的な

最重要ポイントがございます

それは

朗読が終わったのかどうか?をハッキリさせろッ!

つまり

拍手してね!サインをしっかり出せ!

  いや なんか怒ってる? 君

と言うことでございますね

それは?

お客さまは案外

ストーリーが終結したのかどうかが

わからないものなのです

理由は

・お客さまにとって初めて知る(聴く)物語である場合がある

読み手は練習のために

作品を何度となく読み込んでおりますから

ついうっかりしてしまうのでございますね

このことに…

また抜粋朗読した場合

お客さまが作品自体をご存知でありましても

朗読者がどこで終わろうとしているのかはわからない

と言うことでございます

・終わったのか?ストーリー途中の「間」なのか?

朗読会のお客さまは迷ってしまうワケでございますねぇ

読み手の読み停止に…

「もしかしたら物語の間なのかもしれない」

お客さまに

こう感じさせてしまうのは

読み手が

作品内容に沿った「間」ではなく

やたらめったら意味のない「間」を

意味深に濫用なさる場合に発生しがちでございます

   だからぁ!その解説 あえてする必要あるゥ⁉

この一抹の不安が

拍手を一瞬

出遅れさせてしまうワケでございますね

不安なまま拍手をいたしますので

パラパラな感じになってしまいます

猛烈には手を打ち合わせることが出来ないのでございますよ

もっと申しますと

拍手するタイミングを失ってしまって

「なんだ 終わりかぁ」

と確認できましても

ま いっか

てな感じで

拍手しないまま

と言うことに相成りますです

読み手への教訓

ゆめゆめ!あいまいな終わり方をするでないぞ

でございまーす

 

では

朗読終了!をハッキリさせる読み終わり方とは?

 

🔳演歌歌手に学べ!

お客さまが

「終わったのか?終わってないのか?ハッキリしやがれ!」

に陥ってしまいます朗読者のあるあるパターンといたしまして

いつまでもやめない「中空見つめて瞳ウルウル棒立ち状態」

読み終わりまして

ご自身の心中では

しっかりと「THE END」なんですけどねぇ…

おもむろに中空見つめて

瞳はウルウル

そのまま舞台に立ち続けること10秒強!

朗読会に伺いますと

実に多いのでございますね この終わり方

ことに

純文学に傾倒なさっている方に多いスタイルかも知れません

例えば演目が

太宰治人間失格

芥川龍之介羅生門

などなど

なんなんですかねぇ…アレ

・舞台で!

・たくさんのお客様の前で!

・読み切れたワタクシ!

ってことなんでしょうかぁ?

感極まるのは

あくまでもお客さまです

そのために読んでおりますですよ

お客さまより先に

それも自分一人で

感動しちゃったら

アカンのでございますね

見習うべきは

演歌歌手のスターさん方

その歌い終わりでございますね

どんな苦労や嘆きを謳いあげましたとしても

苦し気な表情は一瞬のみ!

両手を大きく広げて

お客様に満面の笑みをお送りいたします

お客さまへの感謝でございますねぇ

 

ま 「中空見つめて・・・」は

百歩譲って2秒でとどめてください

それ以上は厳禁です

いくら深刻な内容の作品を朗読いたしましたとしてもです!

読み手の「深刻・眉間シワシワ表情」は2秒まで!

その後は

瞬時に明るい表情に変えるのです

京劇の変面の勢いですよ!

そして

ありがとうございました!

と言っていることが明確にわかるように

唇を動かしてください

ここで

超!正確な滑舌の唇の形を披露するのでございますよ!

日ごろの鍛錬の見せ所でございます

でないと

「ありがとうございました!」が

盛大な拍手にかき消されてしまいますからぁ!!!

そしてここで!ようやっと!

瞳ウルウルでございます

瞳の方向は

中空ではありましぇ~ん!

あくまでもあくまでも

ご来場いただきましたお客様に!

でございますね

 

さーかす書房的

拍手GOサインの巻

でございました チャンチャン

 

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