朗読コンテストの選書から
世の中を席巻している朗読を再確認?
🔳読解が要らないから長編でもよいのだ
さーかす書房おススメの朗読は
朗読会でいかに成果をあげるか
つまり どれほどの拍手をいただけるかってことでございますね
と言うところにお題目がございます
それには 作品の読解が欠かせません
でも この作業がほぼ必要ない朗読があるのですね
演目である作品が主役ではなく
どちらかと申しますと
朗読をなさっているご本人が主役となる朗読とでも申しましょうか
それが 今巷で「朗読」と広く認知されているスタイル
広く認知されているのだから
普通に考えてこちらが王道でございましょう
読解が必要ない(ほぼ)となれば
つまり読むご本人が主役スタイル
長編作品をチョイス!があり得るのでございます
だって 準備として全文読む必要ないもーん
しいては
「選書ぉ~?それ大事なん?」ってことで
私:さーかす書房おススメ朗読スタイルは
何と申しましても選書の鬼でございますから
全くもって日の目を見ないのでございますね
🔳ところがリアル朗読会では…?
読解からの朗読表現
では 何が違うの?
って言うか何かメリットあるの?
と言うことでございますね
それはズバリ!
お客さまへの物語浸透度がちがう!
とでも申しておきましょうか
物語の内容に合致した過不足ない表現が
目標です!あくまで!
お客さまの共感を呼ぶのでございますね
読み手主人公朗読スタイルは
つまり自己啓発の一環としての朗読
朗読はご自分磨きのツールのひとつでございます
から
お客さまにご提示・ご披露致しますのは
「こんなに成長したワタクシ!」
なのでございますね
つまり
大勢の観客の前で
動じずに・朗々とした声をだせているワタクシ
スポットライトの中のワタクシ
文学と言うものに親しんでいる高尚なワタクシ
どーよっ!
てな具合かも知れません
安全措置として「知れません」と書いておこッと
なので自ずとお衣装も派手めになったりしちゃったりなんかして
目からの情報量がスゴすぎて耳からの情報がすみっコぐらし
🔳楽しめて華やかなんだからいいじゃない!
そうですとも!もちろん そうでございますとも
なのでございますが
物語を共有・共感するオモシロさって
これもまたなかなかのものなんでございますね
ひとつ場所に
大勢の人が集い
物語を聴く
場所・時間
そして物語の共有・共感が
朗読の醍醐味でございますね
一人で読書している時とは違った
高揚感がございます
幼いころ
幼稚園や保育園の先生が読んで下さったおはなし
クラスメートと固唾を飲んで
あるいはハラハラ・ドキドキに「わー!」
安堵して「ふー」
幾つもの声やため息が重なる感じ
おもしろかったでしょ?
🔳いろいろ朗読協会あれど
朗読は基本一人で仕上げることのできる作業です
が 巷には多くの朗読協会がございます
ぼっちより何かしらの後ろ盾
と言うことでございましょうね
かと言う私メも とある協会の1メンバーでございますが
で それぞれに朗読コンテストを開催なさっていますね
その課題作品つまり選書ですが
ざっと拝見いたしましても
実際の朗読会では無理な長尺作品が多いのでございます
いや 抜粋で読むんですよ!
ってことなのでしょうが
それって 実際聴いていてオモシロイ?
どんなに名文・名場面でありましても
はなしの前後がわかりませんとねぇ…
つまるところお客様は
「…へー そーなんや なんか知らんけど」
と言うご感想と相成ります
コンテストと朗読会は別物
ではございますが
もう少し朗読会にも使用可能な実用的な選書であってもよろしいのでは?
と感じています
何と申しましても
コンテストは勝敗を決めるものではございますが
その根底には
「朗読を広く知っていただき かつ楽しんでいただこう」
と言う広報的な役割も担っているのですから
せめて気軽に全文読み通せる作品を課題作品とする
作品内容を知らずに朗読って…?
物語を一応は味わって
からの コンテストチャレンジ!
そう言った形を整えれば
読み手ばかりが増える朗読ではなく
お客さまが増える朗読になるのでは?
朗読の普及って…?
多くの方が取り組みやすい短編作品を課題とする
それがせめてものコンテストの良心でございましょうねぇ
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