さーかす書房 拍手のための朗読再考

リアル朗読会を成功に導く戦略

自然の中を歩く:砥峰高原ハイキングコース

峰山高原から砥峰高原

ハイキングコースを

往復約4時間 歩きました

 

峰山高原ホテルリラクシア前から出発

ホテル周辺の森は

ノルウェイの森』のロケ地だったそうですね

ロケ地?

映画になってたの? 知らなんだ

 

ノルウェイの森を散策して

そのままハイキングコースへ

のつもりが

また ホテル前に戻って来てしまいました

ばぶっ!

ハイキングコースの道しるべを見落としたのですねぇ

ところが

ノルウェイの森を抜けてからホテルまでのわずかな戻り道で

息が切れてしまいました

えー!

ささやかな距離なのに

まだコースに入ってもいないのにぃ!

大丈夫かいな? ワタクシ

あんまり息が苦しいので

しゅーっ!はー! と大げさな音をつけての呼吸法

ちょっと楽になりました

やえもん な気持ち…

クラシック絵本の名作

『きかんしゃやえもん』

何と作者は阿川弘之

絵は岡部冬彦

絵がいいのですね また

岩波の子どもの本は上質でございますね

気を取り直して

ホテル前から再スタートです

始まる前にくたびれて

すこぶる不安

もう一度ノルウェイの森を抜けまして

大ファンかぁい『ノルウェイの森

今度は道しるべをみつけ

見つけてみると

(見つけようと見てみると)

ちょっとアピール力に欠ける標識かも

悪口? いえ個人的感想です

無事 砥峰高原へのハイキングコースに入りました

木漏れ日

地面は落ち葉が敷きつめられて

踏み心地が とてもよろしい

ふかふかなんですねぇ

靴底の感触が

森の循環 を感じさせます

前方に何やら看板が

近くはダメだけれど

いまだに遠くはまだはっきりと

かつては視力2.0の若者だったのでございます

ついでに申し上げますと

肺活量男子並み と体育教師から言われ続けた学生時代

当時は 素直に喜べませんでしたけれど

今となっては 懐かしい限りです 

あの頃の体力

うーん デンジャラス波動が看板から

近づいてみると やはり

「熊 出没! 注意!」でした

すごい人相の熊が描かれておりましたよ

迷いましたが

そのまま進むことに

ほんまかいな?

あれほど心地よく思えた森の様子も

もう不穏な場所にしか見えない

人間の心理と言うものはおかしなものですね

 

道程はアップダウンはそれほどではありません

ふふ ええかっこしてます

ひたすら歩きました

ただ不思議なことに ハイキング客に出会わない

一人もです

行けども行けども

戻ってくる人にも

あとに続く人にも

出会うのはトンボの群ればかり

駐車場前のキャンプ場は

たっくさんの人でにぎわっていたので意外でした

勝手にハイキング客もたくさん と思っておりました

熊の看板のこともあり

少々不安に

あともう少しで

最初の頂上と申しましょうか

と言うあたりで

やっと一組のハイカーに出会いました

男性お二人

ちりんちりん

しっかりと熊よけの鈴をつけておいでです

こちらは熊よけ鈴もスプレーも携帯せず です

互いにお決まりの「こんにちは!」のごあいさつ

なんだかホッとしますね

これだけ人に出会わずにいると 山道で

この後また 誰とも出会わない

もしかして さっきの男性二人組は実は

熊だったのかも⁉

あまんきみこ

『車のいろは空の色』ワールド発動

山を歩くと いろいろな自問自答が生まれますね

 

やっとなんとか

最初の頂上に辿りつきました!

鬱蒼とした森の中から

一気に視界がひらけました

目の前はスキーの滑走コースなので

冬はスキーでにぎわうそうです

向こう側がすっかり見渡せるのです

 

はるか真正面に見える山が

出発したホテル前の駐車場とキャンプ場

あんな遠くに!

ここまで来たっ!と言う感じです

「わーい!」なんて 年甲斐もなく口走ったり

山道を歩く楽しみはこれに尽きるかも知れもせんね

つづきは また明日書こうと思います

向こうに見える山がスタート地点の峰山高原

 最後までお読みいただき ありがとうございました!

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