さーかす書房 拍手のための朗読再考

リアル朗読会を成功に導く戦略

絵本はコミュニケーションツール

絵本は子どもだけのもの?

年齢バリアフリーの選書を狙え!

 

🔳前回までのおはなし

・絵本おはなし会

・絵本読み聞かせ

の成功のカギは

「~してあげる」感覚ではなく

読み聞かせ という名称が誤解を生んでいる説

お子たちをお客さまと認識の上

取組みましょう!

つまり

絵本の会も

基本的には

朗読のための選書と同じ

と申しましても

さーかす書房的ノウハウに限る

ウソやん ホンマかいな!?

まずは選書を大切に検討してみましょう!

と言うことから

狙い目絵本ジャンルは

伝統芸能」にあり!

とお話しいたしました

理由は

・伝統が実証するオモシロさ

長きにわたり

愛され演じ続けられているのは

素晴らしい物語であるあかし

オモシロくないワケがない!

でございました

実は

もう一つ

大きな理由がございます

それは

・シニア世代も

共感しやすいジャンルである

と言うことなのでございます

それには

こんな効用も!

本日のお題

イベントでのおはなし会にも最適選書

であるが

家族間の読み聞かせ(読み聞かせの原型)でも大いに役立つ!

 

🔳絵本活動での2つのキャッチフレーズ

長らく

絵本ボランティアをつとめて参りました

・図書館・お寺などでの絵本イベント

・幼稚園・小学校での読み聞かせ

・地域子育て支援団体でのお子さまと親御さま向け「絵本講座」

活動のたびごとに

必ず お話しさせていただきましたのが

・絵本は五感で遊ぼう

・絵本は家族をつなぐコミュニケーションツール

さーかす書房の絵本キャッチフレーズでございますね

本日は

絵本は家族をつなぐコミュニケーションツール

についておはなしいたします

 

🔳絵本は家族をつなぐコミュニケーションツール

絵本は数ある書籍の中の1ジャンルでございますが

どうしても子どもが楽しむ本

と言った印象がございますね

ま そうなんでございますが

そうでもないのでございます

どっちや!?

これも選書次第!

と言うことなのでございますが

またかいな?選書教教祖かーい!

つまり

前回記事でお伝えいたしました選書ジャンル

・日本の民話

・時代劇風絵本

プラス

伝統芸能ジャンル

狂言・能ならびに歌舞伎・文楽を下地にした作品

・落語・講談・浪曲が元ネタ作品

でございましたら

世代を超えて楽しめるのでございますね

 

ご家族であっても

世代がはなれるほど

例えば

おじいちゃま・おばあちゃま

お孫ちゃま

と言う様なことでございますが

共通の話題がなかなか見つけにくい

と言うことがございます

これを一気に解決してくれますのが

絵本!

であります

なのでございますが

条件があるのでございますね

それは?

世代を問わない選書による絵本

つまり

バリアフリー選書

つまり

さーかす書房的絵本選書!!!

もう ええて!何回も!!

なのでございます

 

🔳内容にも配慮!

では

選書ジャンルだけに気を配れば良いのか?

と申しますと

もう一点

たいへん大切なポイントがございます

それは内容なのでございますね

昨今は世代問わず

「癒し」が求められる時代でございます

が 今回は

癒し系絵本はあえて外しましょう!

「癒し」より「躍動感」でございます

なぜか?

ドラマチックなおはなしは

読む人・聴く人を選びません

おはなしに集中しやすいのでございますよ

つまり

世代バリアフリー選書なのでございますね

 

民話・昔話

と申しますと

呑気で牧歌的な内容をイメージされやすいのでございますが

あえて

冒険譚的なストーリーをお選びいただくことをおススメいたしますよ

・愛と勇気と友情と

そして

・無私のこころ

が物語の全編からあふれてくる様なお物語がよろしゅうございます

時代劇風絵本

探せばかなりの作品数がございますよ

シニア世代も共感しやすいストーリーが多いのでございますね

お孫ちゃまへの絵本の読み聞かせが

何となく苦手

とお感じのシニア世代の方

原因は

ストーリー内容にある場合が多々でございますね

ご自身も十二分に楽しめる作品でお試しください

言わずもがな

勧善懲悪の爽快感

シニア世代だけのものではございませんね

伝統芸能ジャンルは?

と申しますと

改めて内容を検討いたしませんでも

もともと

波乱万丈な運命を謳いあげる内容が多いのでございますね

 

🔳ストーリーのハラハラドキドキは読み手と聴き手をひとつに

ストーリーのハラハラドキドキは

微量な緊張感を生み

それが

読む側・聴く側の心をひとつにするのでございますね

物語世界にすっぽりと入って

主人公の危機一髪に一喜一憂し

読み手・聴き手が一瞬間

目を見つめ合って

ホッとすることもございましょう

絵本を仲立ちに

共有・共感する

それが

コミュニケーション

と言うことでございますね

 

🔳シニア世代だからこその読み聞かせ

シニア世代

年を重ねた分

知り得たこと

あきらめたこと

いろいろございましょう

人様の心の機微も

若い頃に比べると

多少わかる世代となったワケでございます

言い古された言葉でございますが

酸いも甘いも嚙み分ける

で ございますね

だからこそ出来る読み方がございます

味わい深い語りを

是非ご披露してみてください

 

家族と共有した絵本の時間

それはいつまでも

互いの心を

懐かしみとともにはげましてくれるのでございます

さーかす書房名言

メモっといてね☆彡

 

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庭 山茶花にツタをからませる黄色のミニトマト