さーかす書房 拍手のための朗読再考

リアル朗読会を成功に導く戦略

アンチの極意 選書は人気ランキングを外せ!

さーかす書房朗読講座でのYouTube朗読活用法

 

🔳前回までのおはなし

朗読とひと口に申しましても

いろいろございますよ

誰にどんな風に聴いて頂きたいか?

その目的で

練習内容・表現方法が違ってきますね

と言うことで

前回は

YouTube朗読について

いくつか考察いたしました

朗読動画に必ずと言っていいほどついております

 #入眠剤

から

YouTube朗読とは

・聴いて頂くために読むのではなく

どちらかと言うと

・心地よい睡眠を促すサポーター的存在である

眠りを誘う読みとは

通常の朗読会での読みとは違うテクニックが必要ですね

と行きついたわけでございますが…

つまりYouTube朗読は

聴き手が物語に夢中にならないように読む

のが最大ポイントとなりますね

だって 夢中になると

眠るどころか

眼がギンギンでございましょう?

で 

最終目的は

何と申しましてもYouTubeでございますから

再生回数と言うことでしょうねぇ

聴いてくださるお客様がいらっしゃるから再生回数も伸びるわけですが

 

私:さーかす書房の朗読法は

いかにすればお客様が物語に夢中になってくださるか?

どうすればストーリーの躍動感をお伝え出来るか?

ここに最大目標をおいております

ので

YouTube朗読とは真逆となるワケでございますね

なのですが

実は 講座ではYouTube朗読をおススメしています

それは…

学習としてのYouTube朗読

講座内で使用 と言うのではございません

ご自宅での自主学習方法としてのご提案ですね

 

🔳アクセント学習

標準アクセントで朗読が出来るか?

これは大切な課題です

なぜ標準アクセントなのか?

いくつか理由がございますが

第一は

できるだけ広く多くの方に正しく作品を届けましょう!

と言うことでしょう

 

なのですが

アクセントを正しく読むことが

ムズカシイのですね

ことに関東圏でない方はチョット苦労します

勉強法として一番よろしいのは

○アクセント辞典をフル活用

なんですが

けっこう値の張る書籍ですから

受講生様に強制的に薦めることができないのですね

あくまで

「いいですよー これ」とご提案どまりですね

で 

YouTube朗読のご登場です

・朗読動画で正しいアクセントを学びましょう

・耳を慣らしましょう

と言うご提案ですね

なにしろ無料です

ではどの動画を?

出来れば

・アナウンサーの方

・元アナウンサーの方

・現役ナレーターさん

の朗読動画を おススメしています

これは

アクセントの正確さを最大限に期すると言うことですね

 

🔳演目(選書)かぶりの防止

安易な選書は演目のかぶりにつながる

演目のかぶりはお客様の退屈の元凶!

お客様の退屈は読み通す環境を悪くする

名言でしょ?

選書の鬼ですからぁ!

と言うことで

YouTube朗読で

作品の人気度をはかるワケでございますね

例えば

芥川龍之介作品の『蜜柑』を朗読しようと決めたとしましょう

で一度YouTube

【朗読 蜜柑】と検索いたします

と スゴイ数の『蜜柑』朗読があがってまいりますよ

つまり大人気な朗読作品であるワケでございます

多くの方が「朗読したい!」と思ってらっしゃる

なので

『蜜柑』を選書しましたが 潔く外します

えっ!外すの?

人気度をはかるって

人気のものをチョイスするためじゃないの?

人気がある

と言うことは

多くの方が選んでらっしゃると言うことでございます

つまり かぶる と言うことでございますね

YouTube朗読でのリサーチですが

これは朗読会の演目選書とほぼ同様とお考えになってよろしいかと

かぶるとどうなるか?

これは 過去記事にも書きましたが

つまり 聞き厭きた出し物 と言うことでございますね

これも何度も申しますが

決して作品自体の良し悪しを申すものではありません

そんなことを申し上げる立場でもございませんし…

芥川龍之介『蜜柑』は

日本文学の中でも有数の素晴らしい短編でございますね

朗読演目つまり出し物として考えてみてね ってことでございます

そうしますと

お客様は 会は違うがいろいろな場でこの作品をお聴きになっている

となるワケです

ストーリー展開・結末がわかっていると

百歩譲って安心感はございますが

退屈です

そうすると会場の状態が悪くなりがちなのでございますよ

お客様にいかに喜んでいただくか?の工夫は

結局は自分に読みやすい環境として返ってまいります

がんばりましょう!

 

あえて 人気の作品はよける のでございます

アンチたる所以でございますね

・なぜ人気でないものを選ぶのか?

・人気でないものを朗読して面白いの?

と 皆さま 首をかしげてらっしゃることかと…

実はココにからくりがございます

人気がないのではありません

見つけ出せていないだけです

「人気」を言いかえますと見つけ出しやすい です

例えば

中学・高校の現代国語の授業で一度読んだことがある作品など

多少うろ覚えでありましても

結局 こう言った作品を選んでしまうのでございますね

 

すぐに検索に上がってまります作品をチョイスすれば時短になります

でも 選書で手間を惜しんではなりません ゆめゆめ

では 見つけにく作品を見つけ出すには?

これはまたの機会のお題と致しましょう

ですが

さーかす書房朗読講座では

選書に関するアドバイスが実に!実に!充実しております 

朗読は選書ができてこそ

皆さまのご受講をお待ちしておりまーす

 

ランキングに参加しております

是非ぽちっと よろしくお願いいたします

*記事はオリジナルです 無断でのご使用・転載はご遠慮ください

庭 シダにとまるシジミチョウ