セリフの取説 その１
🔳前回までのおはなし
ひと口に朗読と申しましても
いろいろな形態がございます
誰に 何を どんな風に伝えるか？
つまり お客様の要望と言うことですが
によって
その表現方法が異なり
練習内容も変わってまります
と言うことで
・リアル朗読会（さーかす書房おススメの朗読スタイルです！）
・zoom朗読会
・YouTube朗読
の３つのスタイルを
いろいろに考察してまいりました
今回もまた
朗読スタイル関連の話題でございます
「朗読におけるセリフの取り扱いについて」
私の講座で ご質問が最も多かったお題でございますね
🔳自分発信欲求
数ある習い事の中で
朗読をチョイスなさった多くの方は
一見物静か
沈思黙考タイプに見えます
が
何かを表現したい！
と言う情熱を秘めてらっしゃるのですね
ま その熱量は人それぞれでございますが
で なぜ朗読か？
と申しますと
やはり
セリフが読みたい！
ってことでございます
なのですが
セリフ表現には
大きく分けまして２タイプございます
タイプによって
同じセリフでも全く違った読み方になるのでございますね
つまり 聴こえ方が違う と言うことでございます
では 朗読セリフの２つの形態を見て参りましょう
🔳自分を発表するのか？物語をご披露するのか？
さーかす書房おススメの朗読は
リアル朗読会を設定した方法でございますが
リアル朗読会も
実は大きく分けて２形態ございますね
一つは
・ご自身が発表する対象である
二つめは
・物語（作品）がご披露する対象である
こちらが さーかす書房的朗読ですね！
セリフの扱いのちがいは
どちらの朗読形態を選ぶかで決まって参ります
では２パターンをひとつずつ見て参りましょう
🔳自己発表型朗読におけるセリフ
コロナ禍を経験いたしまして
このタイプの朗読がより増えたのではないかと感じておりますが
つまり
と申し上げればよいのでしょうか
例えば
○スムーズな対人関係のための話法トレーニング
・すばらしい滑舌
・正しいアクセント
・届く発声
○人前で臆さず話すトレーニング
○伝わる・届くプレゼンのためのビジネストレーニング
からの
○自己肯定感を高めよう！効果
からの
○目指せ！キラキラなワタシ
からの
○目指せ！幸せオーラのワタシ
などなど
でしょうかぁ？
なんか ケンあるなぁ 君のしゃべり
つまり
作品を朗読することが最終ミッションではなく
あくまでも
なりたい自分になるっ！キラキラリーン！
だからぁ やめときや～ ホンマに
が 最大目的となります
朗読会の主役の置き所でございますね ポイントは
朗読作品が主役なのか？
はたまた
ご自身が主役なのか？
でございます
前置きが長くなりました
本日のメインイベント
セリフの取り扱い でございましたね
ご自身が主役的朗読におけるセリフは おおむね
「こんな演技ができるワタシ スゴくなーい!?」
となりまして
つまり
セリフそのものより
セリフを演技しているワタシが重要なのでございますね
そうなりますと
・ド派手な演技になりがちなのでございます
・ある意味わかりやすい演技でございますね
・演技をしていますアピール最強です
が ここで起こりがちな問題が
登場人物とセリフ（の勢いの度合い）の不一致でございますね
ただ これは
聴く人（お客様）によっては起こる
と言うことでございますね
つまり
さーかす書房朗読ファンに起こりがち問題でございますよ
ーそんなん おﾝのかいな？
聴く人によっては と言うのが肝心でございますね
どちらのセリフ回しが正か誤か？
ではございませんよ 決して！
つまり
需要と供給が合致しておりましたら
それが正なのでございますね
やはり それを目的・目標としたお客様がお集まりになるのでございます
・わぁ！ ワタシもあんな風に堂々と舞台に立ってみたいわ！
なので 演者衣装が振袖になったりします シニアなのにィ
ーええやないの！ 好きなの着せたげてェ！
・なんて迫力のある演技なの！
・心に響きわたるあのお声！スゴイ！
・自信に満ちあふれているわ！
・キラキラしているぅ！
からの
・ワタシもなれるかもしれない 朗読すれば！
いえーい！集客！
でございますねぇ
需要と供給に合致した朗読が
最終的には朗読講座集客につながり
ビジネスとして朗読が成立する
となるのでございますね
付け加えますと
このタイプの朗読が
朗読世界では最大勢力でございますね
ワタシがアンチな所以でございますぅ バブっ！
次回はもう一つのセリフ回し
作品が主役のセリフ表現をお送り致します
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